【楽譜】佐藤弘和:ギター四重奏のためのCanary(カナリー)

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本作品は、関西大学ギタークラブ委嘱作品として、佐藤弘和が2014年に書き下ろしたギター四重奏曲であり、同年11月23日に関大ギタークラブ第52回定期演奏会にて初演された。初演後、作品の素晴らしさが口コミで拡がり、佐藤の逝去後も出版を求める声が多数寄せられたため、その要望に応え、関西大学ギタークラブおよび佐藤夫人の協力を得て、この度の刊行へと至ったものである。
 出版に際しては、佐藤弘和が遺した原譜から版を起こし、作曲者とは長年に渡る師弟であり友人である永島志基が監修・浄書を担当、佐藤直々の指導を受け本作品をレコーディングした経験を持つクアトロ・パロスのメンバー(齊藤泰士/多治川純一/萩野谷英成/前田 司)が校訂を行なった。監修・校訂作業においては、作曲者の遺志を尊重し、加筆・改変は一切行なわず、楽譜の整合性を図り、各種標語や運指の確認を行なうに留めた。したがって、本出版譜は佐藤弘和がギターアンサンブルのために遺した見事な作曲技法をダイレクトに伝える決定版と言えよう。
 本作品を手掛けるにあたり、佐藤は学生のためのアンサンブル作品に相応しく、「冒険心に満ち溢れた新しい旅立ち」をテーマとして選び、それを象徴するものとして「大航海時代」に想いを馳せ想像を巡らせたのだという。カナリア諸島と当地に伝わる舞曲カナリオスからインスピレーションを受け、ヨーロッパから西の海へ船出し、竜血樹のある島へ辿り着いたが、それはまだ冒険の序章に過ぎないという作曲者が思い描いた物語が、本作品〈Canary〉として結実した。「西へ」「竜血樹の島」という2楽章からなり、ガスパール・サンスの〈カナリオス〉が引用されている。

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【GG番号】GG622