【CD】山下和仁〈ギター小品集 2021〉

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還暦を迎えた生きる伝説。しらかわホールでの最新ライヴ

1. ソナタ第55番(セイシャス)
2. ソナタ第74番(セイシャス)
3. ラルゲット・エ・スケルツァンド(テレマン)
4. インドの歌~オペラ『サトコ』より(リムスキー=コルサコフ)
5. 涙(ムソルグスキー)
6. 『展覧会の絵』~ビドロ(ムソルグスキー)
7. 『新世界より』~ラルゴ(ドヴォルザーク)
8. 練習曲 Op.31-1(ソル)*
9. 行進曲~オペラ『魔笛』より(モーツァルト)
10. アンダンテ~交響曲第53番『帝国』より(ハイドン)
11. 夢(クラムスコイ)
12. 小ロマンス(ワルカー)
13. 鳥の歌(カタロニア民謡)
14. 涙ながらに~『草かげの小径にて』より(ヤナーチェク)
15. ミュゼット・エン・ロンド、タンブラン・エン・ロンド(ダカン)
16. ソナタ(チマローザ)
17. ゴールドベルグ変奏曲よりアリア(バッハ)
※編曲:山下和仁(1,2,3,4,5,6,7,13,14,15,16,17)
* 8. 練習曲 Op.31-1(ソル)ですが、CDには「プレリュード(ヴィソツキー)」と表記されています。

ギター:山下和仁
録音時期:2021年1月24日、10月16日
録音場所:愛知県名古屋市、しらかわホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

2021年1月と10月、しらかわホールで開催された山下和仁リサイタルのライヴ収録よりソロ17曲を選んでアルバムにしたもの。世界的ギタリストとして名高い山下和仁は編曲の天才としても知られ、新旧の作品が次々と披露された。定番たる数々の名編曲に加えて、2021年の新編曲としてセイシャス、テレマン、ダカン、チマローザの鍵盤楽器曲、誰もが思いもよらなかったヤナーチェク「涙ながらに」とムソルグスキー「涙」(いずれもピアノ曲)のギター用編曲が初演された。また、予想外の選曲と演奏が話題になった「小ロマンス」も収録。これは昭和46年(1971)当時10歳の山下和仁が初めて人前で弾いて以来、実に50年ぶりの公開演奏。ところで、生きながらにして伝説となったと言われる山下和仁だが、公演当日のステージリハーサルで本プログラムとは別の曲を次々と奏でるという独特な流儀を持つということは知られていないだろうし、そのようなアーチストはなかなかいないのではないだろうか。広大なレパートリー所持者としても知られるが、実は表舞台では取り上げられていない別のレパートリー群が存在することが最近わかってきている。このCDには、非公開リハーサル時に山下和仁がふとしたことで演奏した知られざる4曲の貴重な録音も収められている。
※ライヴ録音に伴う会場ノイズ等がありますが、ご了承ください。
(販売元情報)

<プロフィール> 山下和仁:
1961年長崎市に生まれ、父、山下亨に8歳よりギターを学ぶ。また作曲家の小船幸次郎に師事。15歳で全国コンクール(現:東京国際ギターコンクール)優勝のあと、1977年、16歳でラミレス、アレッサンドリア国際、パリの世界三大国際ギターコンクールに、いずれも史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。LP, CD合わせてこれまでに90枚のアルバムを発表。1980年発表の自身の編曲による〈展覧会の絵〉が大反響を得る。以後〈火の鳥〉〈シェエラザート〉〈新世界より〉などオーケストラ用大曲をギター用に次々アレンジ、さらに「バッハ:無伴奏ヴァイオリン、チェロ、フルート、リュート組曲BWV995-1013(5CDs)」を全て編曲。かたわら「F.ソル:ギター曲全集(16CDs)」「H.ヴィラロボス:12の練習曲と5つのエチュード」「M.カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24のカプリチョス」など、ギター本来のレパートリーも名演の誉れ高く、広大なレパートリーを有する。ウィーン・ムジークフェライン大ホール、ロシア・サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー大ホール、カペラ劇場、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホール、イタリア・テアトロオリンピコ、テアトロ・レッジョ、ニューヨーク・リンカーンセンター、シカゴ・シンフォニーセンターオーケストラホール、など世界各地でソロリサイタル。また世界各地で行われるジャンルの混交した大規模フェスティバルにも、クラシックの雄として、たびたび招待されている。L.スラトキン、R.フリューベック・デ・ブルゴスなど世界的指揮者やオーケストラとも数々共演。また、ジャズ・ギタリストのラリー・コリエル、フルートのJ.ゴールウェイ、コントラバスのゲリー・カー、東京クヮルテットなどと共演。2004年に自身の子供たちと「山下和仁ファミリーカルテット・クインテット」を結成、長女(紅弓)、次女(愛陽)とのギターデュオでも世界各地で公演。国内外の作曲家、特にアジアの作曲家たちの新作委嘱初演にも意欲的で、山下和仁のために書かれた作品は60曲を越えている。CD『黎明期の日本ギター曲集』で平成11年度文化庁芸術祭大賞を受賞。