【CD】福田進一〈エチュード・ブリランテ~タレガ作品集2〉

ec-gendaiguitar

通常価格 ¥3,205

タレガ:エチュード・ブリランテ~アラールによる、グラン・ワルツ、ワルツ・ニ長調、イザベル(ワルツ)、ムーア風舞曲、メヌエット、ゆりかご(子守唄)、タンゴ、2つの前奏曲~エンデチャとオレムス、演奏会用エチュード~ヴュータンによる、グラン・トレモロ~ゴッチャルクによる、エチュード~プリュダンによる/ボルツォーニ~タレガ:メヌエット/シューマン~タレガ:ロマンスOp.21-1/メンデルスゾーン~タレガ:カンツォネッタ/ショパン~タレガ:ノクターンOp.9-2/チャピ~タレガ:ムーア風セレナーデ/マラッツ~タレガ:スペイン風セレナーデ/アルベニス~タレガ:パバーナ・カプリチョ/マスカーニ~タレガ:シチリアーナ/バッハ&グノー~タレガ:アヴェ・マリア/タレガ:アランブラの思い出

このディスクは、2009年、フランシスコ・タレガ(1852-1909)の没後百年を記念して発表された素晴らしいCD「オダリスクの踊り~タレガ作品集」 (マイスター・ミュージック MM-2044)の続編である。同様にタレガのオリジナル作品、編曲作品の双方を収めているが、いずれにもタレガが身に具えていた、ギタリストと言わず音楽家としての高い天性、豊かな素養を充分に窺い知ることができる。改めてつくづくと思うのだが、F.ソル無くしてはギターの古典派が有り得なかったように、タレガ無くしてギターのロマン派は有り得なかった。そして、このことが深く実感されるのも、今や“若々しく鮮やかな円熟期”にある福田進一が、前作に引きつづき理想的な演奏を披露するからにほかならない。ぜひ前作と併せ、あらゆる音楽ファンが手に取り、愛聴してほしいアルバムである。
(濱田滋郎、ライナー・ノーツより)

※前作の「オダリスクの踊り~タレガ作品集」はこちら!