【CD】トッシキアン 〈プホール:Cuatro Argentinas〉

ec-gendaiguitar

通常価格 ¥1,760

トッシキアンによるプホールギター作品集

【収録曲】
アタウアルパ・ユパンキの主題による変奏曲/あるタンゴ弾きの死への哀歌/ソナチネ/プラタ組曲第1番

演奏者:ゲオルゲ・トッシキアン(ギター)
録音時期:2022年2月
録音場所:アテネ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


マキシモ・ディエゴ・プホールは、アルゼンチン、ブエノスアイレス出身。タンゴが盛んなブエノスアイレスのナイトクラブで演奏家としてのスキルを磨きました。デュオ、トリオ、カルテットで演奏し、タンゴ音楽のあらゆる作品に取り組みました。演奏家として作曲家として、初期段階から、プホールは伝統的なアルゼンチン・タンゴと正式な学術的概念の融合をめざしていました。ヴィラ=ロボスとレオ・ブローウェルの作品を徹底的に研究するなど、ギターという特殊な楽器を音楽的に自身の作品に取りこみました。アルゼンチンの独特なギター音楽の世界。メランコリー、ノスタルジア、官能、情熱、怒り、愛といった永遠の感情を糧とする叙情的な表現が見事な作品集です。
演奏者は、現代ギリシャのギタリストの中で、最も才能と創造性に恵まれたひとりであるゲオルゲ・トッシキアン。1981年にピレウスに生まれました。ブリリアント・クラシックスでリリースしたアルバム、ヤン・ティエルセンの編曲作品集が好評発売中です。(輸入元情報)

ギリシャ出身のトシキアンによるプホールの4作品を収録したアルバム。
プホールの多様な個性がよくわかる選曲である。
ユパンキの主題は〈風の枝が泣いている〉によるが、アルゼンチンの民族音楽であるビダーラをもとにした、民族風を活かした変奏曲に仕上げている。
ピアソラに捧げられた〈哀歌〉はミロンガとタンゴをもとにピアソラへの敬意と哀悼を示しているが、プホールが昇華したピアソラの音楽である。
〈ソナチネ〉は音楽院で学んでいた時の作品、3楽章形式をとっているが内容は民族風の響きを巧く使っておりプホールらしさが出ている。
5つの章からなる《プラタ組曲》はアルゼンチンのリズムを基にしているが、舞曲のリズムとモダンな和声のバランスがそれぞれの曲に華やかさを与えている。
副題がアルゼンチン風の 4 曲となっているが、その通りのプホールらしいアルゼンチン音楽が表現されており、トシキアンの演奏もこのアルゼンチン風を巧みに示している。(長岡信明 月刊現代ギター2023年1月号外盤案内より)